preflop+使い方

トモ1851

2020年02月12日 18:47


宣伝しまくったせいで色々な人に導入してもらったが使い方わからん、という声が多いため簡単な紹介記事を。

三行でまとめると
①確率から最善手を解析してくれるアプリ(ナッシュが学べるの最大の利点)
②スマホでできる手軽なsnowieと思えば良い
③100円の時に1月分だけ課金しよう

課金(サブスクリプション)しないと結構機能制限される。インストールして何日か立つとセールで月100円(1か月間のみ)になるので、そのときを狙って課金した方が得。1か月前過ぎるまえに解約するのを忘れずに。

■Nash charts
ざっくり言うと、「どのハンドだったらプレイするのが正解か」を判定するツール。プラスだったら正解、マイナスだったら間違い、というように見れば良い。(±0.1ぐらいなら誤差なので正直どちらでも良い)


もちろん状況により正解は変わるので、
①アクション(shove、rejam)
②自分のスタック(厳密にはeffスタック)
③ポジション
④人数
を入れるとポジション毎、スタック毎にチャートが変わる。UTGだとほぼマイナスでも、BHU(ブラインドヘッズ)のSBだと半分ぐらいがプラスになったりするのでその変化を学べる。似たようなアプリやwebサイトあるけどこれはかなり使いやすい

・用語
shove:オープンai
rejam:リレイズai
→欧州用語なのかな?EPTの動画ではよくショーブやジャムって言われてる

■Traine me
いっぱいあるけど特に効果的なのがナッシュとエクイティドリル。ポットオッズは「オッズって何?」って人が勉強してみる分には有用。他はさほど。

※課金しないと1日に何回まで、みたいな制限がある

①Nash trainer
上記のナッシュチャートをクイズにしたもの。まずプレイ前に設定で、anteをBBanteのみ、Effective stacksaizeを5~20までにしておく。
※面倒だが記憶しないので毎回設定する必要がある


あとは普通に問題を解いていけば良いが、重要なのは正解不正解よりも各ハンドのプラスの下限を知れることが大きい。
画像を例にすると、33でのコールは-0.34なので間違い。ポケットは55+からコールすべきで、AxoだったらATo+、AxsだったらA8s+、とあるので「自分がもしKxoだったらどこからコールするか」みたいなことを考えながら見るとすごい役に立つ。ただしかなり難しい。ゆえに楽しいのだが。±0.1は誤差とみて流す。

②Equity drills
普通の勝率クイズ。エクイティ=勝率
プレイ前の設定でspotsをCards onlyにしておく。(熟練者はAllでやってrangeも入れると良い)


画像を例にすると、勝率計算式は「負けてる方のアウツ枚数×これから引く枚数×2」なのでAToのアウツはA3枚、T2枚の計5枚。ターンとリバーで計2枚引けるので5枚×2枚×2=20%となる。これにバックドアフラッシュ(4%)とランナーストレート(1%)の目もあるので、エクイティはざっくり25%ぐらい。こんな感じ。

③Pot odds
オッズ計算問題。
要はオッズ計算できますか?なのでできる人にはあまり意味ない。これもプレイ前設定で、Cards onlyにすること。(熟練はAllでやるとレンジが入ってくるので結構おもろい)


「コールに必要な額÷総ポット=必要勝率」になるので、ハンドの勝率がそれを上回っていれば「オッズに合う」ことになる。

画像を例にすると、コールに必要なのは追加の27BB。この27BBを払うと総ポットが80BBになるので、27÷80=0.3375で、必要勝率は約38%。A9s-KQsは、ざっくり勝率計算すると、KQsが1オーバされてるので36%、コネクタで+4%なので約40%と見る。
(厳密には違うけど大体40%っていう感じで見る。スーテッドだけどお互いスーテッドなので相殺)
KQsが勝率約40%なら、A9sは約60%あるので必要勝率を上回っているのでオッズに合うのでコールが正解、となる。

④My range trainer
これはちょっと特殊で、自分が作ったレンジを練習できるというもの。使いこなすと面白いんだろうけどまだ俺は有効な使い道を見い出せていない。


一応説明すると、初めはSample rangeが設定されているので、そのレンジに合っているかどうかのクイズになる。なのでこれをやって正解不正解が出ても、「サンプルレンジ通りに打てたかどうか」の確認でしかないので、Nash trainerとやってることは同じだと思う。(多分)やらなくて良い。
→後述するが、専用レンジを購入した場合のトレーニングなのだと思う

⑤Runout trainer
この状況で自分にとってベストな5枚はなんでしょうクイズ。初心者向けなのであまり意味がない。

⑥Conbinatorics trainer
コンビネーションハンドのことだけど、これもあまり身近ではないので無視してよいかと。海外だとよくコンビハンドの話が出るけど日本だとあまりないかな。

⑦EV trainer
EV計算はめんどいし実用性ないのでこれもやらんで良い。

■Poker maths


①Equity calculator
勝率計算。オフラインでできるのがありがたい。
※課金すると対レンジでも勝率計算ができる

②Preflop hand ranking
全体ハンドの何パーセントをプリフロでプレイするかを見える化するツール。例えばタイトは15~20%のハンドをプレイするのでここで%を入れればハンドレンジがわかる。(マニアックに言えばVPIPから照らし合わせても良い)
※課金しないとこれはできない

■My ranges
さっきも言ったけど自分専用の特殊レンジを作れる。Train me で練習するために作るみたいな感じかな。
→多分ここで専用レンジを販売して、それをTrain me でやらせよう、という仕組みなのだと思う。賢い仕組みだ

■Line checker
ワンハンドの最初から最後まで入力して、自分のアクションでどのくらいEVが取れてたかを確認するためのツール。フォールドするとEV0で終わるので、EVの最大効率化を学ぶためのツールと思われる。俺もまだ最適な使い方が見えていない。要研究。

■Live poker
アンドロイド版のみ。iosは別のアプリに分かれてる。(その代わりiosにはPostflop+が入っている)

Bankrollは収支表なので置いといて、重要なのがTally。


自分のアクションを記録するツール。ポーカーでは自分が一番見えないとも言うので自分の記録は結構役に立つ。特に有用なのがVPIPとPFR、BBfold率。
VPIP:参加率。人数にもよるが、9maxで20%、6maxで30%ぐらいが適正
PFR:プリフロでレイズした確率。VPIPと差があるのは良くない・
BBfold:高いとそれだけプロテクトしてないのでターゲットにされる恐れが。適正値は不明