Aliexpress利用の中国輸入について
2019/05/28
今回は一部の人は楽しみ?にしてた中国輸入(Aliexpress)の話。ネットでも色々記事があるけど俺はスクショ込みでよりリアルに報告したいと思う。
■導入編
現在GPのポーカーチップ25-1000を1セット持っているがチャチなのと地元メンツにpokerを布教しようとすると持ち帰るのが大変(2kg以上)なのでGPは地元用にして長野会用にもう1セット買おうということに。
色々調べた結果、日本で買えるのは約6種類(GP、新旧モンテ、4spot、knight、Nevada、scroll)、米アマで買えるのはプラス約5系統(GPコンパチ系たくさん、knightコンパチ2種、Claysmith12line3種、milano、king)、とあってその中でもUSショップに良いデザインのやつがあったのだが
①JPN発送できない
②現地仲介業者に送ってそこから輸入
③手数料、送料だけで$100
たかだが$120のチップセットを買うのに経費が$100もかかるのは嫌なので別のチャネルを探すことにした。その結果が中国のamazonこと阿里巴巴(アリババ)だ。
ただ阿里巴巴はBtoBなのでロットがでかい。チップでいうと500枚が最低数量なので安いけどそんなにいらん。また中国工場との直接交渉になるので必ずモメる。大量買いするビッグバイヤであれば対応は良いらしいが、個人輸入で少量となると詐欺られて終わることが多々あるとのこと。なのでカスタマサポートがあるAliexpress(以後アリエク)を使うことにした。
アリエクは運営と金銭仲介がメインなので(メルカリと同じ仕組み)支払は一旦アリエクに払い、買い手の受取確認を持って初めて売り手に入金される。一定期間の間にモノが届かなければ、一旦支払った金がアリエクから戻る仕組みだ。買い手有利な仕組みだが、恐らくこうまでしないと中国と取引しようという消費者が集まらないためだろう。ただしネットで調べるとトラブルが満載でノーリスクでないことは確か。しかし中国ならではのパチモンや異常に安いアイテムも多いため、使いこなせれば米アマに次ぐ新しいチャネルになるのでは?という期待があった。また中国取引の勉強にもなるので、騙されたら勉強代と割り切ってチャレンジしてみることに。
■時系列順やりとり
ネットではセラーとのやり取りが日本語で解説されているが、実際リアルにどんなやり取りをしたかは公開されていない。なので俺はスクショを公開しよう。つたない英語は見逃してほしい(Correct間違えてたし過去完了とかの文法が超適当だけど)でもこの程度でもやりとりできる、という参考にはなると思う
・3/5 ファーストオーダ
品質確認のため20枚発注した。
送料が300円ぐらいで「中国からの送料が300円って本当に合ってるのか?」と疑心暗鬼だったが2週間ほどで届いた。違う商品が( ´_ゝ`)
・3/24 間違った商品着
流石中国クオリティというかお約束というか。とりあえず写メを取ってセラーに送ったら思いのほかすぐ返信がきた。
そのやりとりがこちら。

トモ「チップ届いたけどこれ違うやつだぞ。正しいの再送してくれ」
セラー「この追跡番号のやつ?」
トモ「そう」

セラー「スマン間違えたっぽいわ。この追跡番号で送り直すから待ってて」

トモ「対応早くて助かるわ。このチップはどこに返せばいいん?」
セラー「いや返さんでええよ。もっとき」
トモ「おk。じゃ再送楽しみにしてるわ」
・4/5 今度は正しい商品着

トモ「正しいの届いた。対応早くて助かった」
セラー「OK!星5の評価つけといてね。またよろしく」
20枚中3枚ぐらいは汚れが目立つのあったが個体差範囲内。レスポンスも速かったし、何よりミスした後のリカバリが丁寧だったので信頼できるセラーと見て本注文に入る
・4/8 メインオーダ

セラー「2kg以上なんで国際宅急便で送るよ」
トモ「おけ」
280枚注文する。従来の郵便小包では送れないため国際宅急便で発送することに
・4/20 日本着?
日本まで来た、という連絡が入る
・4/21 中国に返送
中国に送り返された。

トモ「どゆこと?」
セラー「通関で差し戻しくらったっぽい。もう一回送るわ」

トモ「おk、できれば連休明けに送ってくれ」
その後返信なし。今までレスポンス良かったのにいきなり途切れたので少し不安になったが何らかの理由があるのかなと大目に見てた。本当はOpen dispute(紛争開始)というクレーム手段があるのだが今までのやりとりの感触からそこまでしなくても大丈夫だろう、という日本人的な考えでいた
・5/3
トモ「いつ届くねーん」
と文句言いつつも中国も5/1~5/5の間は連休なので見れてないだろうなと思い回答を待つ
・5/8

トモ「新しい追跡番号は?オーダから1ヶ月経つけど、いつ届くか知りたいんだけど」
送っても依然無視。さすがに連休あけて3日間音沙汰なし、ってのは不安になった。担当者が辞めたとか2週間メッセージ無視とかやべぇ雰囲気を感じたのでOpen disputeをすることにした。
Open disputeは一言で言うと簡易裁判だ。相手が悪い証拠を提出してこちらの正当性を証明し、裁判官であるアリエクにジャッジしてもらう。ここが阿里巴巴と違うところ。アリエク(第三者)の司法機能があり非常に強い。セラーはdisputeを無視すると最短5日間で営業停止になるなど厳しいペナルティが課せられる。多分売掛金も渡さないとかかなり強烈なものと思われる。
そこで俺は
①オーダしてから30日以上経つが商品が届かないこと
②再送すると言ったのに新しい追跡番号の連絡がないこと
③その督促を3回も送ったが全部無視されていること
を示すチャットのスクショ(日付入)を証拠としてOpen disputeした。
5/10
すると2週間近く無視してたセラーからその夜に回答がきた。意図的に無視してたことがよくわかった。

セラー「差し戻しくらったやつが手元にきたら再送するよ。だからDisputeを取り下げてもらえないかな?」
Open disputeしないと返信してこないとか、謝りもなしにDispute取り上げてくれとか、なんだこいつ状態だった。この時点でもう信用していなかったのでネットで正しい対処法を勉強したところ、disputeは一度取り下げたら二度とできないとのこと。Open disputeで追いこまないとトコトン無視するような奴なのでここで取り下げたらまた音信不通になるのは目に見えてた。またアリエクによる買い手保護期間がオーダから60日だったため既に半分が経過していた。これを過ぎてしまうとアリエクの司法サポートがなくなってしまうため5月末までにはケリを付ける必要があった。なのでこちらも必至だ。
5/11

トモ「俺はすぐにチップが欲しいんだ。いつ届くのかもわからないなら一旦キャンセルさせてくれ。そのあとでまた改めてオーダするから。とにかく俺がチップを受け取っていないのは事実で、それがわかってるのになぜすぐ再送しないんだ?差し戻し品を待つ必要はないだろ?」
セラー「わかった。まずDisputeを全部取り下げてくれ。取り下げたらすぐに再送する」
トモ「チップを受け取るまで取り下げはできない。DHLなら1週間で届くからエスカレーション(本格裁判)にならずに済むぞ?チップが届いてモノに問題がなかったらDisputeを取り下げる。約束する。だから今すぐ送ってくれ。あと追跡番号も連絡してくれ」
ここらへんが中国っぽいね。相手のことより自分のことが優先。こっちは再送してくれればすぐに取り下げるよ、って言ってるのに会話にならん。俺も頭にきてたからトコトンやったろと思ってたけど普通の個人輸入だったらこれで終わりだからね。その点アリエクがいるので筋を通した話ができる。

セラー「まずはあなたがDisputeを取り下げないと再送はできない」
トモ「チップを受け取るまで取り下げはしない。すぐに再送できないなら返金してもらう」
セラー「Dispute取り下げしないなら再送はできない」
トモ「Disputeは絶対に取り下げない。返金しろ」
セラー「ok」
ということで無事返金となった。
この後ネットで色々ケーススタディを調べてみると、トラブル解決できたものとできないものの例がたくさんあり、解決できたものの共通点は「証拠をとる、連絡記録を残す、早く対応する」の3点だった。要は最終的にはアリエクが判断するので客観的な証拠が必要になる。ほんま裁判よね。
モノの破損や違いは写メを取り、動作不具合は動画を取らないと証拠にならない。連絡記録もアリエクのHPチャットかアプリチャットでないと不正できてしまうので正当性が認められない。(悪質業者は「やり取りをスムーズにするためにメールやラインで連絡しよう」などと別アプリに誘導するらしい)またモノが届いてすぐに報告しないと到着~報告までの時間で破損した、と疑われてしまう。
日本人的な感覚でいくと「そこまでしなくても」と思うかもだが、これをしないと裁判になった場合勝てない。やることやってない方が悪い、と言われればそれまでなので泣き寝入りする日本人が多いのだろう。で、そういうカモな日本人が多いから、彼らも「カモれるならカモっとこう」と考えるのだろうね。
中国ビジネスに精通しているわけではないので想像にすぎないが、これでも彼らは悪意なく普通に接しているのだと思う。日本人がサービスに過敏というか「お客様は神様です」思想なので買い手>>>>売り手をイメージするが、中国では買い手と売り手は対等なのでこれが彼らの当たり前なのだ。文化の違いなので善悪の話をしても意味がなく、彼らと商売をする以上、彼らの文化にこちらが合わせる必要がある。イライラは募ったが非常に勉強になった。
結論としては
・中国輸入はトコトンケンカするつもりでやる
・何があっても信用しない、疑い続けるのが大事
・第三者機関を活用する、個人で中国人とやり取りしない
というあたり。
アリエクは中国輸入の中では最高のサポートと思われるが、それでも海外の人とのやり取りなので証拠集めなど自衛は必ずすること。これができる人なら良いチャネルになると思うが、日本のアマゾンみたいな感じをイメージして手を出すと痛い目を見る。
■後日談
返金確認後、こいつらとは二度と取引しねえと思いつつも、これで再注文したらどうなるか気になった。同じ商品を確認してみるとセールで前よりも安くなってたので、しれっと260枚オーダしてみたらトラブルもなく2週間で届いた。なんか拍子抜け。再注文で$20は安くなったので得したんだが商売ヘタよなぁ…と若干思ったり。
■導入編
現在GPのポーカーチップ25-1000を1セット持っているがチャチなのと地元メンツにpokerを布教しようとすると持ち帰るのが大変(2kg以上)なのでGPは地元用にして長野会用にもう1セット買おうということに。
色々調べた結果、日本で買えるのは約6種類(GP、新旧モンテ、4spot、knight、Nevada、scroll)、米アマで買えるのはプラス約5系統(GPコンパチ系たくさん、knightコンパチ2種、Claysmith12line3種、milano、king)、とあってその中でもUSショップに良いデザインのやつがあったのだが
①JPN発送できない
②現地仲介業者に送ってそこから輸入
③手数料、送料だけで$100
たかだが$120のチップセットを買うのに経費が$100もかかるのは嫌なので別のチャネルを探すことにした。その結果が中国のamazonこと阿里巴巴(アリババ)だ。
ただ阿里巴巴はBtoBなのでロットがでかい。チップでいうと500枚が最低数量なので安いけどそんなにいらん。また中国工場との直接交渉になるので必ずモメる。大量買いするビッグバイヤであれば対応は良いらしいが、個人輸入で少量となると詐欺られて終わることが多々あるとのこと。なのでカスタマサポートがあるAliexpress(以後アリエク)を使うことにした。
アリエクは運営と金銭仲介がメインなので(メルカリと同じ仕組み)支払は一旦アリエクに払い、買い手の受取確認を持って初めて売り手に入金される。一定期間の間にモノが届かなければ、一旦支払った金がアリエクから戻る仕組みだ。買い手有利な仕組みだが、恐らくこうまでしないと中国と取引しようという消費者が集まらないためだろう。ただしネットで調べるとトラブルが満載でノーリスクでないことは確か。しかし中国ならではのパチモンや異常に安いアイテムも多いため、使いこなせれば米アマに次ぐ新しいチャネルになるのでは?という期待があった。また中国取引の勉強にもなるので、騙されたら勉強代と割り切ってチャレンジしてみることに。
■時系列順やりとり
ネットではセラーとのやり取りが日本語で解説されているが、実際リアルにどんなやり取りをしたかは公開されていない。なので俺はスクショを公開しよう。つたない英語は見逃してほしい(Correct間違えてたし過去完了とかの文法が超適当だけど)でもこの程度でもやりとりできる、という参考にはなると思う
・3/5 ファーストオーダ
品質確認のため20枚発注した。
送料が300円ぐらいで「中国からの送料が300円って本当に合ってるのか?」と疑心暗鬼だったが2週間ほどで届いた。違う商品が( ´_ゝ`)
・3/24 間違った商品着
流石中国クオリティというかお約束というか。とりあえず写メを取ってセラーに送ったら思いのほかすぐ返信がきた。
そのやりとりがこちら。

トモ「チップ届いたけどこれ違うやつだぞ。正しいの再送してくれ」
セラー「この追跡番号のやつ?」
トモ「そう」

セラー「スマン間違えたっぽいわ。この追跡番号で送り直すから待ってて」

トモ「対応早くて助かるわ。このチップはどこに返せばいいん?」
セラー「いや返さんでええよ。もっとき」
トモ「おk。じゃ再送楽しみにしてるわ」
・4/5 今度は正しい商品着

トモ「正しいの届いた。対応早くて助かった」
セラー「OK!星5の評価つけといてね。またよろしく」
20枚中3枚ぐらいは汚れが目立つのあったが個体差範囲内。レスポンスも速かったし、何よりミスした後のリカバリが丁寧だったので信頼できるセラーと見て本注文に入る
・4/8 メインオーダ

セラー「2kg以上なんで国際宅急便で送るよ」
トモ「おけ」
280枚注文する。従来の郵便小包では送れないため国際宅急便で発送することに
・4/20 日本着?
日本まで来た、という連絡が入る
・4/21 中国に返送
中国に送り返された。

トモ「どゆこと?」
セラー「通関で差し戻しくらったっぽい。もう一回送るわ」

トモ「おk、できれば連休明けに送ってくれ」
その後返信なし。今までレスポンス良かったのにいきなり途切れたので少し不安になったが何らかの理由があるのかなと大目に見てた。本当はOpen dispute(紛争開始)というクレーム手段があるのだが今までのやりとりの感触からそこまでしなくても大丈夫だろう、という日本人的な考えでいた
・5/3
トモ「いつ届くねーん」
と文句言いつつも中国も5/1~5/5の間は連休なので見れてないだろうなと思い回答を待つ
・5/8

トモ「新しい追跡番号は?オーダから1ヶ月経つけど、いつ届くか知りたいんだけど」
送っても依然無視。さすがに連休あけて3日間音沙汰なし、ってのは不安になった。担当者が辞めたとか2週間メッセージ無視とかやべぇ雰囲気を感じたのでOpen disputeをすることにした。
Open disputeは一言で言うと簡易裁判だ。相手が悪い証拠を提出してこちらの正当性を証明し、裁判官であるアリエクにジャッジしてもらう。ここが阿里巴巴と違うところ。アリエク(第三者)の司法機能があり非常に強い。セラーはdisputeを無視すると最短5日間で営業停止になるなど厳しいペナルティが課せられる。多分売掛金も渡さないとかかなり強烈なものと思われる。
そこで俺は
①オーダしてから30日以上経つが商品が届かないこと
②再送すると言ったのに新しい追跡番号の連絡がないこと
③その督促を3回も送ったが全部無視されていること
を示すチャットのスクショ(日付入)を証拠としてOpen disputeした。
5/10
すると2週間近く無視してたセラーからその夜に回答がきた。意図的に無視してたことがよくわかった。

セラー「差し戻しくらったやつが手元にきたら再送するよ。だからDisputeを取り下げてもらえないかな?」
Open disputeしないと返信してこないとか、謝りもなしにDispute取り上げてくれとか、なんだこいつ状態だった。この時点でもう信用していなかったのでネットで正しい対処法を勉強したところ、disputeは一度取り下げたら二度とできないとのこと。Open disputeで追いこまないとトコトン無視するような奴なのでここで取り下げたらまた音信不通になるのは目に見えてた。またアリエクによる買い手保護期間がオーダから60日だったため既に半分が経過していた。これを過ぎてしまうとアリエクの司法サポートがなくなってしまうため5月末までにはケリを付ける必要があった。なのでこちらも必至だ。
5/11

トモ「俺はすぐにチップが欲しいんだ。いつ届くのかもわからないなら一旦キャンセルさせてくれ。そのあとでまた改めてオーダするから。とにかく俺がチップを受け取っていないのは事実で、それがわかってるのになぜすぐ再送しないんだ?差し戻し品を待つ必要はないだろ?」
セラー「わかった。まずDisputeを全部取り下げてくれ。取り下げたらすぐに再送する」
トモ「チップを受け取るまで取り下げはできない。DHLなら1週間で届くからエスカレーション(本格裁判)にならずに済むぞ?チップが届いてモノに問題がなかったらDisputeを取り下げる。約束する。だから今すぐ送ってくれ。あと追跡番号も連絡してくれ」
ここらへんが中国っぽいね。相手のことより自分のことが優先。こっちは再送してくれればすぐに取り下げるよ、って言ってるのに会話にならん。俺も頭にきてたからトコトンやったろと思ってたけど普通の個人輸入だったらこれで終わりだからね。その点アリエクがいるので筋を通した話ができる。

セラー「まずはあなたがDisputeを取り下げないと再送はできない」
トモ「チップを受け取るまで取り下げはしない。すぐに再送できないなら返金してもらう」
セラー「Dispute取り下げしないなら再送はできない」
トモ「Disputeは絶対に取り下げない。返金しろ」
セラー「ok」
ということで無事返金となった。
この後ネットで色々ケーススタディを調べてみると、トラブル解決できたものとできないものの例がたくさんあり、解決できたものの共通点は「証拠をとる、連絡記録を残す、早く対応する」の3点だった。要は最終的にはアリエクが判断するので客観的な証拠が必要になる。ほんま裁判よね。
モノの破損や違いは写メを取り、動作不具合は動画を取らないと証拠にならない。連絡記録もアリエクのHPチャットかアプリチャットでないと不正できてしまうので正当性が認められない。(悪質業者は「やり取りをスムーズにするためにメールやラインで連絡しよう」などと別アプリに誘導するらしい)またモノが届いてすぐに報告しないと到着~報告までの時間で破損した、と疑われてしまう。
日本人的な感覚でいくと「そこまでしなくても」と思うかもだが、これをしないと裁判になった場合勝てない。やることやってない方が悪い、と言われればそれまでなので泣き寝入りする日本人が多いのだろう。で、そういうカモな日本人が多いから、彼らも「カモれるならカモっとこう」と考えるのだろうね。
中国ビジネスに精通しているわけではないので想像にすぎないが、これでも彼らは悪意なく普通に接しているのだと思う。日本人がサービスに過敏というか「お客様は神様です」思想なので買い手>>>>売り手をイメージするが、中国では買い手と売り手は対等なのでこれが彼らの当たり前なのだ。文化の違いなので善悪の話をしても意味がなく、彼らと商売をする以上、彼らの文化にこちらが合わせる必要がある。イライラは募ったが非常に勉強になった。
結論としては
・中国輸入はトコトンケンカするつもりでやる
・何があっても信用しない、疑い続けるのが大事
・第三者機関を活用する、個人で中国人とやり取りしない
というあたり。
アリエクは中国輸入の中では最高のサポートと思われるが、それでも海外の人とのやり取りなので証拠集めなど自衛は必ずすること。これができる人なら良いチャネルになると思うが、日本のアマゾンみたいな感じをイメージして手を出すと痛い目を見る。
■後日談
返金確認後、こいつらとは二度と取引しねえと思いつつも、これで再注文したらどうなるか気になった。同じ商品を確認してみるとセールで前よりも安くなってたので、しれっと260枚オーダしてみたらトラブルもなく2週間で届いた。なんか拍子抜け。再注文で$20は安くなったので得したんだが商売ヘタよなぁ…と若干思ったり。